こんにちは!
MRのへちです!
これから就職や転職を始められる方は、なんとなく売上高や企業の規模が大きいから、外資だからとか、そういうブランドで決めちゃう人って多いと思うんですよね。(いわゆる大手病ってやつでしょうか?)
それもいいとは思いますが、それだけエントリーして後で「よく考えるとこの会社のほうがよかった」なんて後悔するという話もよくあります。
すべての求職活動で言えることですが、個人的には最初から視野を狭めてしまうことは非常にもったいないと思いますよ!
これは製薬業界でも勿論いえることで、さらにこの業界では企業選びを間違うと数年後には会社がないなんてこともあり得ますよ・・・。(後述します)
あとで後悔しない就活をするためには、前もって企業についてよく知ることです。
そこで今回は製薬業界で働く筆者が考える、企業選びのコツについて紹介します!
「製薬業界は安泰」は嘘
もしかしたら今から就活等される方は
「どんなに景気が悪くなっても薬の需要は減らないから製薬業界は安泰!」
なんて思っているかもしれません。
結論から言うと、薬価の見直し等によりここ数年で確実に生き残れない企業が急激に増加しますよ!
しばらくは大丈夫だろうね、なんて製薬企業はごく一握りで、多くの企業はまさに一寸先は闇な状況であることを理解しておいてください。
営業であるMRの人数もこれからどんどん削減の流れになっていくでしょう。
なので、これから製薬企業に飛び込んでいく方は、企業の将来性も見据えた企業選びが大切なんです。
どこ行っても同じなんてことは絶対にないですよ!
どこで企業の将来性を判断するか
となるとどうやって企業の将来性を判断するのかということになってきます。
先ほど申し上げたような、売り上げ、企業規模はあまりあてにならないと思います。
実際に売り上げで10位以内に入るような大手製薬メーカーにおいても経営が厳しいのが現状です。
むしろ、早期退職を募って人員削減に取り組んでるのは社員数の多い大手のことが多いような気がします。
参考までに、何点か将来性の指標になるかなというものを以下に挙げますね。
パイプライン
まず初めに見ていただきたいのは、このパイプラインです。
パイプラインというのは、いま企業がどんな薬を開発していて、開発がどの程度進んでいるのかというものです。
企業のHPを調べれば一般の人でも見ることができますよ!
これの品目数が多い企業は、将来性という意味では期待できるといえます。もちろん、その開発した薬が売れるのかどうか等も影響はしますが・・・。開発が中止になる場合もありますしね。
逆にパイプラインとなる品目が少ない企業は少々危険かもしれません。
これからジェネリック医薬品がどんどん増える状況で、新薬が出せないメーカーは淘汰されていきます。
いまからある程度新製品発売の準備が進んでいる会社は、将来性があるといえるでしょう。画期的新薬ならなおよしです!
採用実績
ここ何年かの採用実績もある程度企業の経営がみえるという意味では将来性の指標になりえます。
たとえば去年50人採ってた会社が20人しか募集してなかったら、あまり良い傾向ではない気がしますよね。逆もまたしかりです。
このご時世ですから、MRを増やしている会社なんてそうそうないかとは思いますが・・・。
社員の話を聞く
知り合いがその会社にいるのならば、ぶっちゃけこれが一番良い方法です。
社員は会社の内部についてよく知っていますし、将来についてもまじめに考えているでしょう。
ただし、人事部やインターンで知り合った人には要注意です。
彼らは採用させようと必死ですから、なんだかんだと本音では話してくれな人がほとんどですからね。いいところだけを全面にアピールしてくれます。(笑)
話を聞くのならば本当に仲のいい知り合いか大学のOBくらいでしょう。
また、ネットでは所属社員が口コミを記載しているサイトもあるので、そういったものに登録して閲覧するのもよい方法ではないでしょうか。
まとめ
製薬業界の将来性ある企業選びのコツについて紹介しました。
MRは比較的同業界で転職しやすいとは言われていますが、求人も少なくなりつつあるのが現状のようです。
できれば最初から後悔のない企業で働きたいところですよね!
企業にエントリーする際はこちらのESの書き方も参考にしてみてください。
異業界からの転職を希望される方は転職エージェントサービスのDODAに登録することをオススメします。
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あなたにベストな製薬メーカーが見つかることを祈ってます!
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