こんにちは。
MRのへちです。
今回は読者の方から頂いた質問の内容についての記事です!
質問をくれた方は来年製薬会社入社予定の方でした。
内容はこんな感じです↓

・・・確かに、MRの方で様々な資格の取得を目指して勉強されている方や、すでに資格をお持ちの方ってすごく多いですよね。
MRとして活動するにあたって便利な資格はあるのでしょうか?
今回はこのことについて書いていきたいと思います!
おすすめできるほどの資格はない
初めに結論から言っておきますと、MRとして活動するという意味だけにおいては、
取得を推奨するほどの資格はないです。
もちろん、業界の基礎知識としてMR認定試験には合格していただきたいですが・・・。(笑)
このMR認定資格ですらあまり役に立つものではないです。
たまに有資格者でないと入れない施設があるくらいでしょうか。
資格をもってなくてもMR活動自体は出来ちゃいますしね。
なので、「これは取得しておくべき!」というものはないです。
MRとして成功したいなら、資格よりも疾患と自社品の情報を深く学び、常に最新の情報にアンテナを張っておくことが重要だと思います。
期待外れだったらごめんなさいね。笑
あえて挙げるなら医療経営士?
もしかしたら役に立つかもなと個人的に思うのは「医療経営士」の資格ですかね。
医療経営士とは、文字通り医療経営における知識や倫理について学び、
医療機関の経営課題について解決する能力を持った人材になるための資格です。
なのでおもに医療コンサルの方が持っている資格になりますね。
MSの方にもたまに取得している方がいらっしゃいます。
MRがこの資格をうまく活かせば、医師との信頼関係構築しやすいメリットがあります。
医師も医療制度を完ぺきに理解している方はそう多くないですし、経営者としての悩みをお持ちの方は多いですから、
その課題解決の手助けをすれば信頼を得ることができるでしょうね。
医療コンサルの様なことをするわけですから、プロモーション的にグレーな感じもしますが・・・。
これらの背景と勉強時間を考えると、コスパはよくないのでやはり誰にでもにおすすめできる資格ではないかなあという気はします。
転職、昇進に使うなら話は別
というわけでMRが取得すべき資格は特にないというのが私の結論です!
・・・がしかし、これがMR活動の中でなく、転職や昇進になると話が変わってきます。
例えば昇進の要件にTOEICの点数を課している企業もありますし、先ほどの医療経営士を持っておくと有利というようなケーズもあります。
もしMRのその先のキャリアを見据えるのならば、それに必要な勉強をしていくべきだと思います。
加えてリストラも多くの企業が行っている時代、万が一MRでいられなくなったときに、
「MR認定資格以外何も取り柄がない・・・。」
というリスクを考えると、何かしらの資格は持っていた方がいいような気もします。
MRは空き時間の多い仕事ですから、実は資格勉強に向いている環境ですしね!
TOEICに関しては私自身800点を取得しており、勉強法も記事で紹介していますので興味があればのぞいてみてください。
まとめ
少し話が脱線してしまいましたが、結論としては別にMRに資格はいらねーよってことです。
あくまで+αくらいで考えていただいて全く問題ないですね。
これから入社される学生の方は、入社後はまずは認定試験を頑張っていただいて、それから今後のキャリアで必要な資格にチャレンジするという形でいいんじゃないでしょうか?
今は残り僅かな学生生活を楽しんでいただければと思います!
質問者、読んでいる方に少しでも参考になっていれば幸いです。
それではまた!