MRの「接待」事情の紹介と今後について

 

こんにちは。

MRのへちです。

MRって、要は製薬企業の営業なわけですが、就活で調べたり、薬学部の人でないとMRという呼び方はあまり認知されてないですよね。

そんなわけで私は知り合いに自分の仕事を言うときには「製薬会社で営業してるよ」っていうんですけど、

年配の方とかには

「接待とか大変でしょ」

って言われたりします。

ご存知の方も多いと思いますが、この背景には昔製薬業界が医師を接待しまくって薬を買ってもらってたという事実があります。

MRがまだ「プロパー」と呼ばれていた時代ですね。

そこから規制が厳しくなって接待とかは禁止になった・・・というのが就活やニュース記事でよく見る流れです。

 

ですが実際のところ、

接待や金銭の受け渡しとかって裏でやってるんじゃないの?と思っている方も少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか?

最近でいうと、ドラマの「ブラックペアン」でもそのようなシーンが流れてて話題になりましたよね・・・。(実際はCRCの役ですが)

 

関連記事:日曜ドラマ「ブラックペアン」のCRC描写問題について考えてみる

 

そこで今回は、プロパーからMRに呼び名が変わった後の製薬企業の営業マンの接待等の実際について、現役MRの筆者が紹介したいと思います。




 

MRの接待の実際は!?

 

裏ではやってない

 

派手な見出しを付けたうえで、こんな結論で申し訳ないのですが(笑)

結論から言うと「裏で金渡したり接待はない」です。(少なくとも私の知る限り)

まあなぜないのかというと、すごくざっくりいうと今はそういった方法で薬を売るのはダメという決まりが業界のなかであるので、

競合品のメーカー同士で、ルールを破ってそういうことをしてるMRがいないかというのは結構見ています。

他社にバレれば、まあ間違いなくチクられて最悪営業停止処分とかになりますのでそんなリスクを負ってまではやらないって感じです。

 

ルールの中で接待は存在する

 

裏ではやってないという表記にはワケがあります。

それは、業界内のルール内でも金銭の受け渡しや接待(飲食の提供)が認められているケースがあるんですよ。

 

たとえば、有名なのは医師や薬剤師を集めて実施する製品説明会

20分とかくらいの製品のプレゼンテーションを聞いてもらう代わりに、3000円までの弁当を提供してもいいってことになってます。

そりゃ以前のように毎日一人何万もするような食事を提供してたころとくらべればかわいいもんですが、

3000円の弁当って一般的にめっちゃ高いですよね。

(実際は社内でさらにルールを作って2000円までとかだったりします)

この説明会をうまく使って処方を伸ばすというのはMRの常套手段です。

 

他にも、お金払って会場借りて、講演会をして最後に情報交換会という名の食事を提供したり、会社のオフィスに先生読んで勉強会を開いてそのあと豪華なお店で接待したり・・・。

とまあ、ルールの中でも意外とこういうことは出来ちゃいます。

公務員の先生はダメとか結構細かく決まってたりはしますけどね。

前ほどど派手ではないですが、プロパー時代の名残りはあるといったところでしょうか。

 

接待の今後について

 

個人的には、現在残っているような弁当の提供や接待も規制するべきだと思ってます。

これらの弊害って、「この会社に良くしてもらったからあの薬をいっぱい使おう」となる医師が少なからず出てくるってことなんですよね。

まあ企業側はそれを狙いとして実施するわけですが・・・。

 

でもやっぱり、薬ってそんな感じで処方されるべきじゃないと思いませんか?

私が患者だったらそんな経緯で処方される薬飲むの嫌です・・・。

企業としても、そこにお金使うよりもっと創薬にお金つかって貢献しましょうよ!って思いますね。

実際年々MRのプロモーションは厳しくなってますので、意外とこうなる日は近いのかもしれません。

 

まとめ

 

近年のMRの接待の事情とこれからについて考えを書いてみました。

意外と規制されているといってもいろいろできちゃうのがお分かりいただけたかと思います(笑)

年配のMRの方は「今は規制多すぎて全然関係構築できない!」とぼやいたりしてますが・・・。

今後はもっと規制が厳しくなって、プロパーからMRに呼び名が変わったように、MRからまた何か別の呼び方をされる日がきたりして・・・。なんて予想してます。希望もありますけどね。

製薬業界の方、MRに興味がある方は今後の動きは要チェックですね。

ではまた。

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