こんにちは。
MRのへちです。
今回も読者の方から頂いた質問を記事にしていきたいと思います。
頂いた内容はコチラです↓

ここ最近いただく質問といえば圧倒的に入社予定、もしくは学生の方と思われる方からのものが多いですね。
それだけ製薬業界の将来性に不安を覚えている方が増えているということなんでしょうね・・・。
確かに、ネガティブなニュースが多いのは皆さんがご存知の通りです。
関連記事:2018年は「MR大リストラ時代」!心配なのはリストラ「しない」企業
新卒MRの何割が定年まで生き残れるのでしょうか?
現役MRが考えてみました。
その気になれば誰でも生き残れる
結論としては、

誰でも生き残れると思うよ~。その気があれば。
って感じです。
ただし、会社内ではなく、製薬業界内で、という意味です。
これから製薬企業の数は事業撤退したり、合併したりで確実に減っていきます。
なぜなら、国がそうしろと言っているから。
「新薬作れない会社は事業転換していきなさいよ~」 というお触れが出ているんですよね。
最近でいえば、富士フィルムファーマが撤退を発表したことで話題になりましたよね。
外部リンク:ミクスオンライン 富士フイルムファーマ 19年3月末に解散、従業員は退職へ GE事業の収益確保難しく
こんな感じで、今後も企業の数は減っていくと思います。
なので、入社した会社で定年まで~、となると、今の状況では運ゲー要素強いと思います。
ただし、業界内ならその気があれば転職繰り返しながらでも居続けることは出来ると思います。
現状としてMRは多すぎるので削減の波が来てますけど、数年もすれば落ち着くと思います。
その間に今の新卒MRが対象になることは手挙げしない限りないと思いますよ!
数年のうちにMRが完全にAIに取って代わられるようなことがあれば別ですが・・・。
定年まで業界にいたいかどうか
問題は業界に定年までいたいかどうかなんじゃないかと思います。
業界の不況云々の前にMRの仕事は離職率も高く、他業界へ転職する人は非常に多いです。
そこにはストレス、理想とのギャップなど、いろんな要因がありますが、元々定年まで働く人はそんなに多くないのがこの業界です。
それにくわえて、今後はMRの待遇が見直される可能性があります。
手厚い福利厚生や給料がしょぼくなってしまったとき、それでもこの仕事を続けたいかどうかです。
まとめ
たしかにネガティブなニュースが続いているMRという仕事ですが、今から入社する新卒MRでも、その気があれば全員が定年まで生き残ることが可能だと思います。
ただし、個人的には自分が定年まで生き残ることができるか、というよりMRという仕事をやってみて、
・自分に合っているかどうか
・理想に近い働き方ができるかどうか
これらが大切だと思うので、興味があるならまずMRとして働いてみて、MRとしてやっていきたいかをこれからしっかり見極めてほしいなと思います。
質問者さんの社会人人生が良いものになることを願ってます!
それではまた!
新卒MRの何割が定年まで生き残れると思いますか?